【THE W準決勝進出】もめんとってだぁれ?唯一無二の芸風と魅力の全貌

芸能情報

この記事でわかること

  • 女性お笑いコンビ「もめんと」の基本的なプロフィールと経歴
  • 日本大学芸術学部演劇学科出身という異色のバックグラウンド
  • コントと漫才における演劇的な芸風の特徴
  • 竹田百花の特技「脊髄ミュージカル」の具体的な内容と魅力
  • 2024年に「THE W」準決勝へ進出した軌跡と実力

1. 女性お笑いコンビ「もめんと」とは?結成と所属事務所

今、若手お笑い界で注目を集める女性コンビに「もめんと」がいます。彼女たちは、マセキ芸能社に所属する実力派のコンビです。その結成は2021年6月と比較的新しいものの、すでに数々の賞レースで頭角を現しています。

特に、演劇的なアプローチを取り入れたコントスタイルは、他のコンビとは一線を画しています。この独特な芸風の背景には、二人の異色の学歴が深く関わっています。

2. 異色の経歴 日本大学芸術学部演劇学科出身

もめんとを構成する小口響郁さんと竹田百花さんは、非常に珍しい経歴を持っています。二人は、名門の日本大学芸術学部演劇学科の同級生です。この共通のバックグラウンドが、彼女たちの芸の土台を形成しています。

演劇の専門教育を受けたことで、彼女たちのコントは単なる笑いだけでなく、作品としての完成度が高いのが特徴です。ネタの設定やキャラクターへの深い理解、そして卓越した演技力が、観客を彼女たちの世界に引き込みます。

日芸演劇学科出身の強み

  • ネタの設定における緻密な世界観の構築
  • 登場人物の感情や行動を深く表現する演技力
  • 舞台における身体の使い方や発声の基礎
  • コントを短編演劇のように見せる構成力

2.1. メンバープロフィール 詳細

ここでは、もめんとを形作る二人のメンバーについて、さらに詳しく見ていきましょう。

小口 響郁(おぐち きょうか)

  • 立ち位置:主に左
  • 生年月日:1998年9月21日
  • 出身地:東京都江戸川区
  • 特技:テニス、反復横跳び、英語スピーチ、喉鳴らし
  • 資格:実用英語技能検定2級、普通自動車運転免許
  • 役割:緻密な設定の中で、観客を導くツッコミや狂言回し的な役割を担う

竹田 百花(たけだ ももか)

  • 立ち位置:主に右
  • 生年月日:1999年3月29日
  • 出身地:滋賀県大津市
  • 特技:脊髄ミュージカル、まりもっこりの目、道覚え
  • 資格:実用数学技能検定(準2級)、剣道二段
  • 役割:自由奔放で予測不能なボケ、即興性を活かしたパフォーマンス

小口さんの英語スピーチでの受賞歴は、彼女の知的な側面と表現力の高さを物語っています。一方、竹田さんの特技は、彼女の創造性と身体能力の高さを証明しています。

3. 芸風の核「脊髄ミュージカル」の衝撃

もめんと、特に竹田百花さんの代名詞となっているのが、唯一無二の特技「脊髄ミュージカル」です。この特技は、彼女たちが多くのメディアで注目される大きなきっかけとなりました。

3.1. 「脊髄ミュージカル」とは何か?

脊髄ミュージカルとは、文字通り、反射的、つまり脊髄反射的に始まる即興ミュージカルのことです。誰かに何か物(ペットボトル、ハンカチ、マイクなど)を提示されると、竹田さんがその瞬間にその「物」の気持ちになりきって、歌とダンスを交えたミュージカルを始めます。

このパフォーマンスは、即興でありながら、その場の空気を捉えた高いユーモアと、演劇学科で培った確かな歌唱力と表現力が融合しています。テレビ番組『チャンスの時間』などで披露され、その破天荒さとクオリティの高さに、多くの視聴者が衝撃を受けました。

脊髄ミュージカルの構成要素

  • テーマとなる「物」への深い感情移入
  • 即座にメロディと歌詞を生み出す創造性
  • 舞台映えする歌とダンスの技術
  • 観客を惹きつけるユーモアと熱量

3.2. コントにおける演劇的アプローチ

脊髄ミュージカルのような即興性だけでなく、彼女たちのコントは脚本の完成度でも評価されています。ネタは主に、日常のシチュエーションを題材にしながらも、そこに非日常的な要素や不条理な展開を織り交ぜる手法を取ります。二人の息の合った掛け合いと、役柄になりきる徹底した演技が、ネタの面白さを最大化しています。

4. 2024年 飛躍の軌跡と賞レースの実績

もめんとさんの経歴を語る上で、2024年はまさに飛躍の年となりました。数々の賞レースでの好成績が、その実力を裏付けています。

もめんと 主な賞レース実績(2023年~)

  • 女芸人No.1決定戦 THE W (2024):準決勝進出
  • U-25 OWARAI CHAMPIONSHIP (2023, 2024):2年連続準決勝進出
  • マセキUNDER9グランプリ (2024):決勝進出
  • M-1グランプリ (2022):エントリー(今後の動向に期待)

4.1. THE W 準決勝進出の重み

「女芸人No.1決定戦 THE W」での準決勝進出は、彼女たちの実力が全国区で通用することを証明する大きな出来事でした。特に、レベルの高いコントを披露し、多くの審査員から高い評価を得たとされています。

この実績により、もめんとさんは「ネクストブレイク」の筆頭候補として、多くのメディアやファンから注目を集めることとなりました。この準決勝進出は、今後の活動に大きな追い風となるでしょう。

4.2. 初の単独ライブ「いっちょうあがり」

2024年10月には、初の単独ライブ「いっちょうあがり」を成功させました。これは、彼女たちのネタのレパートリーの多さと、ライブを支えるファンの存在を明確に示したものです。単独ライブは、コンビの芸風を深く理解してもらうための重要な機会であり、今後も定期的な開催が期待されます。

5. メディアとライブ活動

マセキ芸能社所属として、もめんとさんは劇場でのライブ活動を精力的に行っています。事務所ライブ「マセキライブ」の中でも、実力と人気のある若手が出演する枠で活躍中です。

テレビやラジオにも出演し始めており、特に竹田さんの脊髄ミュージカルは、バラエティ番組での需要が高い特技です。今後、テレビ番組での露出が増えることで、さらなるファン層の拡大が見込まれます。

主な出演実績としては、BSフジの『冗談来人』や、ABEMAの『チャンスの時間』などが挙げられます。これらの出演を通して、お笑いファン以外にも彼女たちの名前が広まっています。

6. まとめ

女性お笑いコンビ「もめんと」は、日本大学芸術学部演劇学科出身という異色の経歴を最大の武器としています。彼女たちの芸風は、卓越した演技力に裏打ちされた演劇的なコントが特徴です。

特に、竹田さんの唯一無二の特技「脊髄ミュージカル」は、彼女たちの個性を際立たせています。2024年には「THE W」準決勝進出という大きな実績を残し、若手芸人の中でも最も注目すべきコンビの一つとなりました。今後のさらなる飛躍と、新しい笑いの創造に大いに期待が持てます。

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